2024.07.26
らいおん’s View
Grand bleu /リノベーション記録(その6)
「琉球柄のファブリックを使ったソファのクッションカバーを作りたい」
ソファのクッションのイメージは、何層かクッションを重ねてそれぞれ異なる生地にしようと考えました。
クッションのカバーを製作するために、沖縄のインテリアコーディネーターである森田めぐ美さん(GIFT interior design)とのコラボレーションをすることにしました。
森田さんに、Grandbleuの空間のイメージとソファのデザインをお伝えして、座面のクッションを何層にするのか、背面のクッションの形状、そしてアクセントクッションカバーに使用する生地を何にするのかを相談しました。
沖縄の生地屋さん生地選びを行い、サンプルと取り寄せて何度も検討を重ねました。
空間のイメージに合うようにと、いくつかの提案がありました。
光沢のある薄い生地を積層させる案、同じ色の生地のクッションカバーを積層させる案、座面クッションの一部にお馴染みの琉球柄の生地を入れる案もありました。
イメージを確認しながら最終的なクッションの厚みや形状、パイピングの有無、カバーのつくりを決めていき、空間のイメージとの相性を考えて、背面と座面のクッションは、ブルートーンで淡い色味の色違い4種類の生地を積層させることにして、アクセントクッションにブルーの琉球柄のファブリックを選定しました。
Text by Morishita Taichi